わたしの学校4






























































































……




月から見れば、私は
もはや人間ではない。
私は「惑星的体」をもっている。

さらに遠くから見れば、
私はまた異なる。
あの星から見れば
私も星だ



……












……



これらの星々からは
私は星だが、

私はここに星を見ない。
この星であることは、
他の星々のための空間であることだ



私は、自分がどこまで遠くを見るかによって、
拡大し、縮小する。

ある瞬間私はこの男でありながら、
他人のための空間である。

次の瞬間
この惑星か星でありながら、
他の惑星、星のための空間である。

私の足の下の地面は、
地球的、太陽系的であるだけでなく、
銀河系でもある!



……

























……



非常に近い範囲では、
私は細胞であり、かつ
他の細胞のための空間であり、

分子であり、かつ
他の分子のための空間であり、

原子であり、かつ
他の原子のための空間であり、

粒子であり、かつ
他の粒子のための空間である


……














……




「中心」では何もないので、
私はすべてとして現れ、
すべてのための空間である。
銀河から粒子の全階層が
私の心と体であるー

内側の眺めと外側の眺め
なんと言う啓示だろうか!




この頭のない受容能力に気づくことが、
私が全てを見る見方を変えるー
多重の層の宇宙は
私の中にあるのだ
私は無限に豊かだ!



……












The Man With No Head

by Richard Lang

「頭がない男」

より抜粋















..:*°..:*°..:*°..:*°




migiwa tanaka