小暑 長雨とどくだみ茶
















ああ嵐の音って

なんて慰められるのだろう

時折窓ガラスに

強く吹き付ける雨風が

音楽に聴こえる





















「何よりも楽しいのは、春か秋に長雨を伴う嵐がやってきて、

午前も午後も家に閉じ込められ、

絶え間ない風のうなり声と、

叩きつける雨の音に

心を慰められている時だった。

そんな折には、

夕暮れがはやばやと 長い夜を招き入れるので、

様々な思想がゆっくりと根を張り、花開くのであった。」





238ページより部分抜粋













「...ところが私自身の折に触れての経験によると、

「たとえ気の毒な人間嫌いや、ひどい憂鬱症にかかったものでも、

この上なく親切でやさしい、けがれのない、心の励みになる交際相手は、

自然界の事物の中に発見できるものである。

「自然」の真っ只中で暮らし、

自分の五感をしっかりと失わないでいる人間は、

ひどく暗い憂鬱症に取り憑かれることなどありえない。

かつては健康で汚れのない耳には、どんな嵐も

風神アイオロスの音楽のように聞こえたものだった。

単純な、勇気のある人間は、 何があろうとむやみに

低俗な悲哀に打ちのめされたりはしない。

四季を友として生きる限り、

私は何があろうと

人生を重荷に感じることはないだろう。」



森の生活 上  H. D.ソロー著

236ページより部分抜粋























......


五月に干したドクダミを

お茶にして飲んでいます










薬草の香り...
紫蘇のような?
ほっとします
最初はつめたく冷やした方が
飲みやすいかもしれません
慣れれば、何だか懐かしい味がします



「臭い成分デカノイルアルデヒドには

強い抗菌力があり

体内に溜まった老廃物や有害物質を排出する働きがあります。

ニキビや湿疹、腫れ物などの肌のトラブルや

便秘、むくみに対して効果が期待できます。

さらに、血管を丈夫にして血圧の上昇を抑えるフラボノイドも含むので、

高血圧や動脈硬化の予防にも適応します。

日本では「十薬」とも呼ばれ、定番の野草茶です...」












お花だけ集めて
ホワイトリカーに浸けて
チンキも作りました






「精製水で10倍に薄めてローションに。

虫刺されや腫れ物には原液を。

軟膏を作っても良いでしょう。

もちろん飲み物に垂らして内服も。」


「ココロとカラダに効くハーブ便利帳」

ドクダミより参照





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migiwa tanaka