初冬の光
...
ほんの時折だけれども
ゆるぎのない平安がここにあるのを感じる
別に状況が変わったわけでもなく、
とりまく環境が変わったわけで もなく、
ただ突如として、ここに平安があることを感じる
そしてそれは、ここ、胸の真ん中より、
そしてそれは、ここ、胸の真ん中より、
心臓の鼓動とともに、手足 を伝って身体の先まで伝わっていく
まるでひとつの石が投げ込まれて
まるでひとつの石が投げ込まれて
その波紋がみなも全体に広かっていくように
わたしはただその波動を恍惚と感じている
なにも変わらない
なにも変わらなくていい
やがてそれは過ぎ去っていく
手元からするりと抜けていく
...
クリスマスリースの
素材を探しに
冬の野原へ
青空にシルエット
夜叉の実のたくさんついた枝
冬の枝の形は
心地よく
いつも物語を語りかける
がまずみの実も飾ろう
農産物市場で買った林檎は
蜜がいっぱい
櫛形林道を登って
見晴らし台へ
大好きな櫛形山
地元のパン屋さんを
新しく開拓するのも楽しい
青空の下でランチに
魂の階梯
私は鉱物として死に、植物となった。
私は植物として死に、動物となった。
私は動物として死に、人間となった。
どうして私が恐れることなどあろう?
かつて死によって失ったこともない。
それでも再び、私は人間として死ぬ。
その時は天使となって空高く飛ぼう。
だがさらなる次の階梯を目指すなら、
私は天使の姿をも脱ぎ捨てるだろう。
そして私は想像も及ばぬものとなる。
最後には全て消滅し、残るは神のみ。
無となった私に、オルガンが告げる。
「われわれはなべて神へと還り往く」
底本:”Selected Poems of Rumi”
originally published “Rumi, poet and mystic, 1207-1273”
Jalalu’l-Din Rumi ; translated with introduction and notes by Reynold A. Nicholson
邦訳:ニシダ キョウコ
originally published “Rumi, poet and mystic, 1207-1273”
Jalalu’l-Din Rumi ; translated with introduction and notes by Reynold A. Nicholson
邦訳:ニシダ キョウコ
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