くまもと春の旅5 霞の夜明け
満月の翌日は霞の朝でした
『ありのままでいさせてくれる人
癒しをせかさない方々、
「もう忘れなさい」と言わない人、
「まだ泣いているの?」と言わない人、
「~年も一緒にいられたんだからいいじゃない」とは言わない人、
ああすれば、こうすれば、と指図をしない人。
あなたを悲しませてくれる人々.......』
ケイ・ウォレン(サドルバック教会創立者)
不思議だな・・
本当にあったことなのかなと
思うくらい、小説のような話
私たちは同じ海の中にいるような感じだ
死者が自分の一部分になっている
だから私も半分死んでいるみたい
私たちは
生と死の
半々のところで生きている
それで、ここは居心地がいいのかな
笑って、またね、と手を振る
笑っていても、お互い心に悲しみや苦しみがあることは
知っている
でも、今は笑っている
それがお互いにわかるから
だから、今だけ、心から笑える
migiwa☽ tanaka
