命日 絵はがきに想いを
©︎Yuu.Honda
来月は、妹の最初の命日になるのですが
わたしも妹も、何か素敵なことができるように
カメラマンだった妹が撮影した花の写真で
絵はがきを作ることにしました。
絵はがき１ 写真面
妹が庭で育てた、ばらの花を撮った写真に
わたしの好きな
バッハのカンタータ68番のアリアの歌詞を
寄せました。
Aria (Soprano)
Mein gläubiges Herze,
Frohlocke, sing, scherze,
Dein Jesus ist da!
Weg Jammer, weg Klagen,
Ich will euch nur sagen:
Mein Jesus ist nah.
BWV 68
Also hat Gott die Welt geliebt
アリア （ソプラノ）
わが 心よ
よろこび 歌え
イェスは います
去れよ 悲しみ 去れよ 嘆き
わが イェス
近きに ましたもう
カンタータ第68番
｢み神はこの世を かく愛したまえり｣
絵はがき１ 宛名面
ベランダから向こうの景色を
ひっそりと眺めているような
一輪のばらのつぼみ。
妹はクリスチャンでしたので
聖書の言葉を寄せました。
「幸福なる哉、いま泣く者よ、汝ら笑ふことを得ん。」
ルカ傳 六章二十一節
絵はがき２ 写真面
同じく妹が庭で育てた、ばらの写真に
妹の名前にちなんで
高史明（コ・サミョン）さんの言葉を
寄せました。
「わたしは、このやさしさということばが好きです。
やさしさとは漢字で書きますと、人を憂えると書きます。
人の世の創造的ですばらしい関係は、なによりもまず、
人が人を憂えることからはじまるといえるでしょう。」
高史明
絵はがき２ 宛名面
同じく
宵に、表を眺めるばらの花。
聖句を寄せました。
©︎Yuu.Honda
妹は花が好きでした。
飾った花から落ちた花びらを集めて
台所の皿の上に並べてまた飾ったり、していました。
小学生の頃
突然のお客さんに
割れ松風（熊本の菓子）しかなかったものを
菓子の小皿にお花を一輪しつらえて
お出ししたことがあったとのことでした。
©︎Yuu.Honda
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わたしが人に手渡した、絵はがきが
また他の人に渡る
色々な人へ届くといいなと、思います。
©︎Yuu.Honda
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migiwa☽ tanaka