ふわふわ旅リポート13
私は、つくづく、妹を抱っこしたいなと思っていた。生前はとてもできなかったけれど…。なんとなく熊本に来てもそんなことをずっと考えていた。
明け方、妹のゆうちゃんの夢を見た。ゆうちゃんは生前と同じように、なんだか将来のことで少し不安がっていたようだった。そこにはMちゃんもいた。
私は、夢の中で躊躇せず、何も言わず、不安がっているゆうちゃんを抱っこした。妹の体はほっそりとして、小さくて、柔らかかった。その感触を明け方に起きた時もまだ覚えていた。
熊本県鹿央の装飾古墳館に咲いている
古代蓮、または八重の蓮です
......
古代蓮は、大賀ハスと言われており
大賀博士が約2000年前の蓮の種を
開花させたという、蓮の花。
大振りでまるで
太陽のような光を放つ蓮の花です。
古代蓮の見頃は過ぎていますが
まだちらほらと
熊本の輝かしい太陽のもとに開いていてくれました。
眩しいような美しさでした。
古代蓮の開花中は
レストランにて、古代蓮花見
古代米粥の朝定食を提供してくれます。
こんな素敵な定食、見た目も可愛く、
お母さんたちの手作りの味がほっとする定食です。
(開花期間が終われば終了です)
お食事に添えて
蓮の葉茶を無料で提供してくれます。
お味は、エキゾチックで爽やかな感じ。
お水がおいしいので、尚まろやかに感じます。
今日のような暑い朝にぴったり。
とてもすっきりしますね。
お料理を作ってくださった
お母さんたちの真心が伝わってきます。
お日様がゆっくりと傾いて
盆地全体を優しく照らします
夜景がみえてきました。
虫の音がリリリリ聴こえています。
ありがとう菊池の天使。
最後だからみせてくれたんだね。
.......
大好きな菊池
また来させてね。
......
暗い森を通り抜けて帰り道
暗い森の中
ゆうちゃんが近くにいるのを感じた
両隣には
おじいちゃんとおばあちゃんがいるの感じた
........
私は闇はこわくない。闇はあたたかい。
闇は守ってくれる。闇は懐かしい。
........
そして見えないものに、気づかせてくれる。
わたしはあたたかい涙を浮かべながら
森を通り抜けて家に帰った。
......